しろいるか&恐竜の創作ほりっく

ものづくりのとりこである石上ニモが、創作活動に勤しむブログです。しろいるかや恐竜が大好き。4コマ漫画、ぬいぐるみ制作、小説ほか、あらゆる創作活動を愛しています。

088:ギャグ漫画を描いた経験をまとめる part1

スポンサーリンク

ご無沙汰しています

  石上です。

 今日からしばらくの時間をかけて、ギャグ漫画を描いたことについての振り返りをしようと思います。なるべく整理して書くことを心がけます。漫画とか描いてみたいな~という誰かの参考になれば幸いです。

スタート時点の状況

 私=ペンタブ・ipadでデジ絵をたしなむ素人。イラスト歴は不明ですが、真剣にやり始めたのはこのブログを立ち上げた1年前。絵を描くこと自体は昔から好きでしたが、熱心に描いていたのは中学校がピークなので、経験値としてはほぼノーカウントでいいでしょう。なお、日中は就業しています。

 漫画の制作経験は、

  ・34ページの読み切り(カラー)を1本。

  ・4コマ漫画(カラー)を100本~150本。

 で、長編は描いたことがなかったです。イラスト(一枚絵)もあまり経験なし。

f:id:shiro_iruka:20200324221046j:plain

現在の状況

 本日、ほぼ完成しました。白黒、全9話、合計133ページ。数えてみたら、作業着手からジャスト60日でした。ざっくり、一日2ページのペースで仕上げていった計算になります。その間は、ブログもいるかも放置で、お恥ずかしい限り。

 現在、投稿サイト3つで、7話まで公開中です。毎週日曜日投稿をして、アクセス数や、コメント数の傾向などを集計している関係で、8話、9話はまだ公開していません。4/19、4/26に投稿をする予定です。

 リンクを貼っておきます。これ以外にも投稿先はありますが、漫画の内容はどこでも同じです。

www-indies.mangabox.me

長い漫画を描こうと思ったきっかけ

 Twitterなどで、好きな漫画家さんなどのつぶやきを見れる素晴らしい時代。「スピリットサークル」「プラネット・ウィズ」「惑星のさみだれ」などで有名な水上悟志先生が、あるとき、こんなことを呟いておられました。

 

 16Pの短編を毎月描けって昔言われたけど大変だった。もっと描いてるプロもたくさんいるけど。でも、今でもキツいと思う。(大意)

 

 考えてみると、週刊連載の漫画家さんなどは、アシスタントや編集者さん、その他のパワーを総動員して、毎週20ページ前後の作品を発表し続けています。しかも、週刊誌に掲載されるレベルの、超ハイクオリティのもの。

 それでいうと、プロは、毎月80ページ? 100ページ? を、延々と描き続けていることになります。月間連載の方も、複数の漫画を並行する方が多い。そういう、プロの水準というものがあるのに……

 「16ページ/月」って、水上先生クラスのプロ中のプロでも、本当に大変なのかなあ?という疑問を持ちました。で、試しに描いてみよう!となったわけです。

 これについては、個人的な感想にはなりますが……

 クオリティをある程度、度外視すれば(するなよ)、一応、ページ数を描くこと自体は無理ではない。ということは体験できました。結果は、月65ページでした。日中は仕事をしているので、帰ってきたあと、大体、平日の夜21時~24時あたりと、土日が制作に充てられる時間でした。

執筆スピードについて少し考察

 「一応漫画っぽいもの」という水準のクオリティのものを、2ヶ月で133ページ描けました。スピードが速い要因をいくつか列挙します。

 

※ 自分で描いてみてやっぱり思うのですが、プロの方々の作品と比べると、前提としているものが違いすぎるので、その辺を目指している人の参考にはならないと思います。プロは、私が1コマ模写するだけで、半日~1日掛かりそうな、超緻密な作品がゴロゴロしてます。ストーリーやキャラも練りに練られてます。人が、お金を払ってでも読みたい、という作品ですよね。私のはそういうレベルでなく、あくまで、低い次元の話として受け取ってください。

 

 ・特に背景や美しさなど、かなり省エネで描いている。舞台が宇宙なのもミソで、背景を黒で塗っても一応OKである(ただクオリティは下がる。)

 ・絵の素晴らしさ、という土俵で勝負しない方向性(ふざけたもの)を選択した。真正面から人を感動させるような作品であれば、絵が汚いと台無しだが、最初からすごくふざけていれば、その辺のハードルが下がる。

 ・文字を大きくしていることで、描かなければいけない絵の総量が少ない。(この辺は、スピード重視というよりは、スマホで読む人が多いと考えているので、週刊誌や単行本を前提とした描き込みは良くないだろう、と判断した。あんなちっちゃい画面に、細かい文字や細かい背景がびっしりしてたらダメだろう、という理屈ですね。副産物的に、スピードの向上になっている。

 ・ネタ出しにかける時間を極端に圧縮している。ひとつひとつのボケなどは、描きながら考えて思いついたものを都度入れるなどして、あらかじめ決めていたことにこだわることをしなかった。まず、ストーリーを踏み外しても問題にならないタイプのギャグ漫画にすることで、好き勝手描けたのは良かった。1話などは、ネーム含め2~3時間くらいで完成している。これは、普段からお話づくりの勉強をしているのがよかったのかもしれないし、学生時代に笑いとお喋りを研究したのが良かったのかもしれないし、お笑いが好きなのがよかったのかもしれない。よく分からない。ただ、重厚なストーリー漫画にしていたら、絶対にこのペースで描けなかったことは確か。

 

→ 無理やり一言にするならば、「絵よりネタで勝負」というところでしょう。

 

制作開始から流れに乗るまでの整理

 きっかけについて、もう少し細く。「長編描いてみたいな」と思っていたちょうどその頃、学生時代の友人A、友人Bのふたりとお酒を飲むことになりました。そのふたりというのが、

・漫画は「るろうに剣心」と「世紀末リーダ―伝たけし」しか読んだことがないという、壊滅的に偏った読書経験しか持たないやつ(=友人A)

・以前、「鋼の錬金術師みたいな漫画が描きたいんですよ!!!!!!」と熱弁する私を、なんとなく一歩引いた目で見てたやつ(=友人B)

 というふたりでした。このふたりを、ターゲットにしてみようと思い、

 ・るろうに剣心

 ・世紀末リーダ―伝たけし

  (私と友人Aの共通言語になっている、大好きなギャグ漫画)

 ・鋼の錬金術師

 の3作品の軽~いオマージュを入れたネーム(第一話)を作って、反応を見ることにしました。

 以前、小説にしようとして失敗したスーパーロボットのネタをベースに、ネーム(あらすじみたいなもん)を描いてみせたところ、以下のように、概ね好意的な反応を得ました。

 ・ボケが多い、2コマに1回ボケるのはやりすぎである。

 ・これは「たけし」だ。

 ・このペースでボケ続けたらすぐに息切れしそう、でも好き。

→ よしよしと思い、本編の清書に入りました。

全体像を考える

 構成を見直すにつれ、描きたいことが1話で収まるわけがないことに気がついたので、ゴールを考えました。ひととおりのオチに達するまで、12ページ✕8話+エピローグ4ページの、100ページの漫画になるだろう、というのが最初の設計図です。少しオーバーしましたが、大体想定どおりです。紙に印刷するわけじゃないし、ページ数制限もないので、描き足しが自由にできるのが楽しかったです。

 お話として、一応ロボットで戦う感じの話なので、「戦う→負ける→リベンジ→勝つ(わーい)」が、もっともスタンダードかな、という安直な判断です。

投稿先

 せっかく描くのだから、WEB漫画サイトで連載でもしてみようと思い、投稿先のサイトを調べました。この辺は、アクセス数などの結果と合わせて、今後、分析しようと思います。

 

 うーん。知見らしい知見は書けませんでしたが、今後にご期待ください。